何か手に職を、と考えた時に通うのが専門学校というイメージが強いですが、自分の腕を上げるためにプロから学ぶという意味でも通ってみる価値はあります。
例えば調理師学校製菓学校などが良い例で、料理やお菓子作りが好きで何年も自分で勉強しても、一度もプロから学んだことがなければもったいないのです。所詮、自己流はその域を出ることはありません。好きなことなら勉強も実習も苦ではないでしょう。自治体が教育給付金も出してくれますから、全額とはいかないまでも専門学校に行くきっかけになります。
プロから直接学ぶことは何にも代えがたい勉強ですし、テキストや料理番組では得られない学習ができます。もちろん、専門学校を卒業すると同時に国家資格が与えられることもありますし、製菓学校の場合は卒業後に製菓衛生師の国家試験を受験できます。両方とも年々、試験内容が広がっていき問題も難しくなっています。
国家資格まで考えるのであれば、早い段階から通学していた方がよいでしょう。専門学校では料理教室などと違って、レシピを渡されて調理をするだけではありません。法令問題から国家試験問題など専門的な授業も受けますが、自己流のアマチュアから一歩抜け出るための勉強です。自己鍛錬を続けてきたのなら、プロになる資格を持てば価値がでます。せっかく長年積み重ねてきた知識と経験を活かすため、各分野の専門学校でもうワンランクアップを目指してみるのもよいでしょう。
Leave a Reply